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2021.新入社員 松本亮太
はじめまして。イグニッション・エムの松本亮太です。
私は、日本コンピュータ専門学校を2021年3月に卒業し、2021年4月に入社しプログラマーとして働いています。
これからお話しさせていただく私の就職活動での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。
就職活動スタート
私が就職活動を始めたのは1年の3月頃でした。
といっても、そのころに受けていた企業の数は月に1社程度でした。
書類選考で提出するゲームも遊べる程度には完成していて書類選考も通過していましたが、面接の際「どういったものを作りたいか」「どういう風に仕事をしたいか」など聞かれ全く答えることができませんでした。
書類選考である程度通過する作品はできていましたが、私は自己分析を全くしていなかったのです。
面接でそういった失敗をし初めて自分は、何をしたいのか真剣に考え始めました。
何を作りたいのか
私は、最終的にはそれほどたくさんの企業にエントリーはしませんでしたが、どの企業でも必ずと言っていいほど「何を作りたいか」「どういったものを作りたいか」という質問をされました。
それを考えるために、私が今まで遊んできたゲームを思い返し、どういったジャンルのゲームを好きになったか、というのを考えました。
しかし、私が遊んでいたゲームは「シューティングゲーム」「アクションゲーム」「パズルゲーム」「クラフトゲーム」といった感じで、遊んでいたジャンルがバラバラすぎて、どういったゲームが好きかと聞かれてもわかりませんでした。
しかし、全てのゲームに共通していたものは一つだけあります。「楽しかった」ということです。
好きなゲームになる以上当然のことだとは思いますが、とても大切なことだと思いました。
イグニッション・エムとの出会い
9月中旬、私はいろいろなリクルートサイトでゲーム会社を調べていました。
通っていた専門学校に同級生が少なく、コロナ禍で説明会といったイベントが中止になり、周りの就職活動の状況などの情報が全く入ってこなかったため企業の採用情報は、大半がリクルートサイトからしか得られることができていませんでした。
そして、様々なリクルートサイトでゲーム会社を見ているときに、イグニッション・エムと出会いました。それまで、さまざまなゲーム会社のサイトを見ましたが、その中で一番「楽しいゲームを作る」というものを感じました。私が「何を作りたいか」考えているものと一致していました。すぐにエントリーし書類選考を通過、面接をさせていだたきました。
私は面接が苦手でした。
自己分析が深くできていないというのも理由の一つですが、自分の中にあるものを相手に伝えるということがとても苦手でした。それまで他の企業の面接で何度も落ち、面接に対して自信を無くしまい不安と緊張しかありませんでした。
面接では、自分が提出した作品を主にお話しさせていただきました。作るうえで一番難しかったところ、どういったことにこだわったかなど、お話しさせていただきました。正直うまく話せていなかったと思いますが、私の自分の作品に対する「熱」をくみ取ってくださって、今までで一番自分の中にあるものを伝えることができたと思います。こういったことや、面接でお話しさせていただく中で、イグニッション・エムという会社のゲーム作りに対する強い思いを感じ、内定をいただいた際とてもうれしかったことを覚えています。
就職活動をされている方々へ
私が内定をいただいたのは10月上旬だったため普通よりとても遅いと思います。ほとんどのゲーム会社が採用試験を終えていたため、ゲーム業界へ進むことを少しだけ諦めている部分もありました。そうした経験を通して大切だと思ったことは、一度立ち止まって今自分に必要なものは何か、自分に足りないものは何かを考えることだと思います。私に足りないものは自己分析や相手に伝える能力でした。それを自覚していたので、知らない人と会話をして伝える能力を上げようとしたり、自分で自己分析の時間をスケジュールで確保したりして足りない部分を補おうとしていました。自分に足りないものから目をそらし続けていれば自分の進みたい道を進むことは難しいと思います。
苦手なことを克服する、足りないものを補うことは簡単なことではないと思いますが、自分の可能性を広げるために自分に必要な力を身につけてみてください。そうすれば自分に自信がつき、やりたいことをできるようになるはずです。
最後に
私はゲーム業界に入ることが小さい時からの夢でした。そして今、その夢がかないイグニッション・エムでプログラマーとして働いています。
ですが、そこで終わらず次はたくさんの人が「楽しい」と思えるゲームを作ることを目標に努力したいと思います。
ここまで頑張った、ではなく次も頑張れるよう努めていきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。